TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season

用語解説

TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part 2までに登場する巨人の数々。

九つの巨人

始祖ユミルが死後に九つに能力を分割したもので、「始祖の巨人」「進撃の巨人」「超大型巨人」「鎧の巨人」「女型の巨人」「獣の巨人」「車力の巨人」「顎の巨人」「戦鎚の巨人」がいる。ユミルの民のみ継承でき、能力を保有できる期間は13年間。

始祖の巨人

始祖ユミル以降、歴代フリッツ王とレイス家が代々継承してきた巨人であり、他の全ての巨人を統べる力を持つ。ユミルの民の記憶や体の構造に影響を与えることができる。ただし、その力はフリッツ王家の血筋でなければ発揮できない。現在はエレンが保有。

進撃の巨人

いついかなる時代においても自由のために戦った巨人。歴代継承者の過去の記憶だけでなく、未来の記憶も視ること可能。現在はエレンが保有。

超大型巨人

パラディ島の三重の壁よりも高い60mの体高を誇る巨人。変身時に放たれる爆風で広範囲の破壊が可能。素早い動きはできないが、巨体を駆使した破壊力のある攻撃に加え、筋肉を燃やして熱風を吹き出し、周囲の敵を寄せ付けないこともできる。現在はアルミンが保有。

鎧の巨人

鎧のごとき硬い皮膚で全身を覆った巨人。高い耐久力を持ち、マーレでは「盾」としての役割を担った。現在はライナーが保有。

女型の巨人

女性の姿をした巨人。他の「九つの巨人」の特性を再現する事に長けている。現在はアニが保有。

獣の巨人

全身が獣の様な体毛で覆われた巨人。さまざまな動物の特徴を巨体で再現することができる。ジークが継承してからは霊長類の特徴が現れ、長い腕から繰り出される遠距離への投擲攻撃に加え、自身の脊髄液を摂取したユミルの民を「叫び」によって無垢の巨人に変える能力を持つ。現在はジークが保有。

車力の巨人

四足歩行型の巨人。長期的に任務に対応できる並外れた持続力を持つ。作戦に合わせて重機関銃などの兵装を使い分けるのが特徴。現在はピークが保有。

顎の巨人

強力な顎と爪を持つ巨人。小振りゆえの高い機動力を持ち、強靭な顎と爪で硬質化を含めあらゆるものを砕くことができる。現在はファルコが保有。

戦鎚の巨人

マーレの実質的な最高権力を握るタイバー家が代々受け継いてきた巨人。硬質化を応用した戦鎚や剣などに加え、弩などの機構を持つ複雑な武器を再現することも可能。その力は強力が故に持続性は低い。現在はエレンが保有。

終尾の巨人

始祖の巨人の力を掌握して巨人化したエレンの最終形態。体の大部分が骨で構成されており、そのサイズは超大型巨人よりはるかに大きい。壁の中にいた幾千もの巨人達を率いて大地を踏み鳴らし、進撃している。

無垢の巨人

ユミルの民が巨人化した姿、「九つの巨人」と異なり、知性を持たない巨人。人を感知し食べるなどの単純な行動原理を組み込むことができる、まれに行動原理から外れる個体を「奇行種」と呼ぶ。「九つの巨人」の能力者を捕食すると、その能力を受け継ぎ、人間に戻ることができる。